ストーリー重視アプリレビュー:ディスワールド Diss World

ディスワールド
- 配信元:Tiam
- ジャンル:ソーシャルRPG
- 世界観:ダークファンタジー
- ストーリー性:低~中
- 基本プレイ無料
スタミナ消費なしで好きなだけ遊べる、ソーシャルRPG。
スマホアプリでは異色のダークな世界観と、スピーディな戦闘システムが良い。
のですが、その半面、運営スピードが遅すぎて、しばらくプレイするとただのポチポチゲーに…。
今後のアップデート次第で、評価が分かれそうなゲームです。
ディスワールドのストーリー評価
脱落者の世界、ディスワールドに堕とされた主人公が、正しき世界への復讐を図るというダークファンタジー。
全体に漂う薄暗いムードが良い感じです。
とはいえ、そこはスマホゲー。ストーリーはそこまで硬派なものではなく、少年漫画のバトルもののような雰囲気。
ジャンプみたいな王道ではなく、サンデーとかアフタヌーンとかに載ってそう。
世界観やストーリー設定は面白いのですが、いかんせん配信中のシナリオが短すぎ。
2015年7月から配信してるのですが、まだ2章までしか配信されておらず、ほとんどストーリーが進んでません。
主人公がディスワールドに堕とされた理由、主人公と同じく、理不尽な理由でディスワールド送りにされた住人たちの思惑…
などなど、せっかくの材料が完全放置状態。
ストーリー性を期待してプレイすると、肩透かしにあいます。
ディスワールドの戦闘&システム評価
戦闘はサイドビュー。タップ操作のみでスピーディーに進行します。
他のソシャゲと比べても、戦闘スピードはかなり早め。これを爽快と感じるか、ポチポチゲーと感じるかは人によるかな…。
ロードラっぽいキャラクターグラフィックが個人的に好み。レアリティの低いキャラクターも、戦闘グラフィックは軒並み可愛いのです。
主人公は戦闘能力がないという設定なので、戦闘中は必ず仲間の誰かを自分に憑依させます。
仲間にはファイター、アーチャー、マジシャンの3種類のスタイルがあり、スタイルによって主人公の能力が変化。
憑依させるキャラクターは戦闘中に何回でも変更できるので、敵や状況によって使い分けるのが攻略のポイントになります。
ディスワールドのやりこみ要素評価
スタミナがないので、やろうと思えば延々とやれるのがディスワールドの売り。
その時間を費やす、やりこみ要素としては…
- 通常より難易度の高いハードモード
- リリの部屋という施設強化
- 武器強化
- 仲間ディズの覚醒によるレベル上限拡大
- 主人公の憑依時の能力をアップさせる、スタイル強化
などなど。基本的にはキャラクターの育成です。
なんつったって、スタミナを気にせずに好きなだけクエストを周回できるので、レベルカンスト、ステータスカンストまでキャラクターや装備品を強化する、コンプリート気質の人には楽しいかも。
ただね、今のところ、せっかくお気に入りキャラクターを育成しても、その力を発揮する場所がないのが問題です。
アビスゲートという、いわゆる他ユーザーとの格闘場みたいなメニューも実装予定のようですが、配信直後から画面にメニューはあるものの、ずっとComing soon。
無課金でも際限なくやりこめるゲームなだけに、アビスゲートが実装されたら盛り上がりそうなんですけどね。
ディスワールドのプレイ快適度
ゲームのメインである戦闘シーンが非常にテンポ良いので、空き時間にサクッと遊べます。
ゲーム自体は悪くないのですが、気になるのはやはり、運営のスピードと質。
イベントは定期的に開催されていますが、似たような作業イベントの繰り返しで面白みがない。
ユーザーへの各種お知らせにも配慮が感じられません。なんていうのかな、気が利かない新人みたいな対応です。
まだ配信から3ヶ月も経っていないので、評価をするには早いのですが、あまり期待が持てる滑り出しではなかったかなあ…。
ゲームの良さと運営の悪さでプラマイゼロって感じなので、良作になるかどうかは今後のアップデート次第ですねー。
ディスワールドはこんな人におすすめ
- ダークな世界観が好きな人
- コンプリート気質の人
- 延々とレベル上に打ち込むのが好きな人