ストーリー重視アプリレビュー:RPGダークセブンス

スマホアプリ、RPGダークセブンスのスクリーンショット画像

RPGダークセブンス

  • 配信元:Kotobuki Solution Co.,Ltd.
  • ジャンル:RPG
  • 世界観:ファンタジー
  • ストーリー性:中
  • 有料アプリ:840円

携帯機用RPGの老舗メーカー、ケムコのRPG。

闇の力で世界を蝕む7枚の絵画を巡り、記憶喪失の主人公とヒロインが旅する王道ファンタジーものです。

ストーリー、システムとも、あと一歩足りない感じなのですが、RPGとしての難易度は低いので、最初から最後まで止まることなく、すいすい遊べます。

結果、重厚そうなグラフィックや設定のわりに、プレイ感はすこぶるライト。

あまり頭を使わず、サクッとクリアできるRPGがしたい時にいいかも。

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RPGダークセブンスのストーリー評価

剣と魔法の王道ファンタジーな世界観ですが、ストーリーの中核を担うのは7枚の絵画。たぶん、人間の7つの大罪をモチーフにしてると思われます。

人の欲望を増幅させる絵画により、この世界の各国の王は闇の力に呑まれてしまい、極端な圧政を敷くように。

そんな中、絵画を取り戻そうと旅するヒロイン、ライアと、記憶喪失の主人公アルゼルが出会い、7枚の絵画を巡る戦いに身を投じる…という物語です。

スマホアプリ、ダークセブンスのスクリーンショット画像

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イラストは、ちょっとジルオールを思わせる油彩調。

序盤は3人パーティですが、ストーリーを進めていくと、最終的に6人パーティになります。立ち絵が付いてる味方側っぽいキャラクターは、だいたい仲間になるよ。

前半はしばらく、絵画を取り戻すために各国の王に戦いを挑む単調な展開。

でも、中盤は王たちレジスタンス活動をしている義勇団の戦いと人間模様、終盤は絵画の秘密やアルゼルの本当の記憶など、多少ドラマチックな盛り上がりを見せます。

ただね、演出や文章力不足のために、世界観や設定を十分に活かし切れていない感じ。

ダークセブンス全体を通して残念なのが、良いこと言おうとしてぜんぜん言えてない感。

各キャラクターも、魅力的に描こうとしているだろうことはなんとなく伝わりますが、表現力に乏しいせいで、結果的にぜんぜん魅力になってないの。

ヒロインのライアが持ってる運命のダイスなんて、ストーリー上の必要性がまったくないし。自分の道は自分で開くの!みたいな発言をするキャラクターのわりに、大事な選択は全部サイコロ振って決めるという、なんか矛盾したことになってます。

7枚の絵画、アルゼルの記憶、義勇団の仲間たち、裏切り劇…などなど、素材は決して悪くないのに、料理として仕上げる工程で失敗しちゃってる印象。

そのせいで、いまひとつ心に残る物語になれてません。もうちょっと文章力があって、イベント間の感情描写や演出を丁寧にしてくれてたら、名作に化けたんじゃないかなあ…と。

最後はハッピーエンドなんですが、エンディングまでの展開にも唐突感があって、感動するというよりは「ああそう、良かったね」くらいの感想で終わっちゃいました。

ストーリーの評価としては、惜しいというか残念というか、もったいないゲームです。

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RPGダークセブンスの戦闘&システム評価

ダークセブンスには、独自の戦闘システムが2つあります。

1つは、通常攻撃時に画面内に表示される矢印をスライド操作するとクリティカルが出るシステム。

もう1つは、各キャラクターの戦闘時の行動に設定された数値の合計値を、ターン毎にランダム指定される数に合わせることで、強力なリミットアビリティが使えるシステム。

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でね、このシステム、どっちも面倒だし、使わなくてもゲームクリアできます。要するに、面白くないし必要ない( -д-)

通常攻撃の度に矢印をスライドしなきゃいけないのが億劫すぎて、私はボス戦以外はほとんどオート戦闘にしてました。オートだと矢印が出ないので。

幸いにして戦闘の難易度自体が低いので、オートのみでもほとんど問題なく進めます。もしそうじゃなかったら、このゲーム途中で投げてた、たぶん。

他に目玉となるシステムは、スタイル。これはFFで言うところのジョブで、マジッカーとかディフェンダーとか、全15種類のスタイルが用意されてます。

スタイルは常時いつでも変更が可能。スタイルのレベルを上げることで覚えるスキルは、別のスタイルに変更時でも、任意にセットして使用できるので、自由度の高い育成ができます。

なんだけどね、スタイル毎の特徴がたいして際立っていないのと、攻撃系のスキルの使い勝手がいまいち良くないので、スタイルの育成に力を注がなくてもプレイに支障は出ません。

何も考えずに好みで付け替えていても問題ないという点では、手軽とも言えるんだけどね。

ストーリーもそうだけど、システム的にも、頑張って斬新でかっこいいもの作ろうとしてるけど、結果としてまとまってない感じになっちゃってます。

でもゲームの難易度が低いので、これらのシステムを無視してもクリアまで問題なく進められ、特にストレス要素にはなってないという点が救い。

RPGダークセブンスのやりこみ要素評価

やりこみ要素は特になし。純粋にメインストーリーだけを追いかけるRPGです。

RPGダークセブンスのプレイ快適度

前述のとおり、システムとしてこれ要らないだろって部分はたくさんあるのですが、存在を無視しても支障なくゲームを進められるがゆえに、大きなストレスにはなりません。

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メニュー画面も決して使いやすいとは言いがたいのですが、見て触ってわからないわけではない。

セーブするまでに何度かメニューをクリックしなければならず、スマホゲームなんだからもっとワンタッチでセーブできるようにして欲しいと思うのですが、短時間でクリアできるので、プレイを投げるほど面倒なものでもない。

万事がこの調子で、欠点はいろいろあるんだけど、決定的なストレスになるほどではなく、結果として普通にプレイできるレベルにはなってます。

普段スマホでゲームしてる人なら、問題なく遊べるでしょう。

ダンジョンマップも総じて簡単で短く、詰まるようなギミックや謎解きはありません。すごくサクサク遊べるという意味では、快適っちゃ快適です。

(素直に快適って言いたくないんだけどー)

RPGダークセブンスはこんな人におすすめ

  • 何も考えずにサクッとクリアできるRPGがやりたい人